「雨とこころの呼吸」

1st mini album

「雨とこころの呼吸」

¥1,500-

2013.8.2発売開始

 

1.introduction-雨とこころの呼吸-

2.雨降ル夜

3.桜草

4.無重力

5.誰も知らない

6.こころ

7.夜の呼吸

 



introduction

-雨とこころの呼吸-


雨はやがてあがるだろう


目を閉じれば君がいて


遠く向こうで声がした


声に耳を傾けて


こころは何と言うのだろう


六と一つの物語


飲み込む言葉は伝わらない


こころの言葉は届かない


君は何と言うのだろう


夕凪が最後を報せたら


後ろの正面、誰だろう




雨降ル夜


夜雨ぽつぽつ

僕ひとりふらふら

街明かりゆらゆら

僕ひとりふらふら


雨降ル夜 ひとり

傘差す君を思う

僕ひとりふらふら

雨止むこと知らず


雨模様

ぽつぽつ積もりゆく

僕ひとりふらふら

雨止むこと知らず


雨降ル夜のこと

傘差す君を思う

こぼれる一滴

雨だとして


雨降ル夜のこと

傘差す君を思う

こぼれる一滴

君はもういない


失くした君のこと

傘差す僕は孤独

こぼれた一滴

君はもういない


君はもういない

桜草


伸ばした腕は誰の陽の照明?

瞳孔はサンライズスナイパー

悠久を語る

先週のブラッディミュージック

泣いたのは誰?

混沌と極論、戦慄が走る


先週は寝ていた、今日は何をしよう?

訳の分からない焦燥は積もる

先週のブラッディミュージック

吐いたのは誰?

妄想と現実、旋律は消える


叫ぶ、それは魔法

人混みに消えていった

誰か、誰かいませんか?

ここにいるよ

誰か


照明を

さぁ、手の鳴る方へ

音の鳴る方へ

走り出す鼓動

誰か、誰かいませんか?

返事は未だに無い

誰か


伸ばした腕は誰の陽の証明?

瞳孔はサンセットスナイパー

悠久を語る

先週は寝ていた今日は何をしよう。

明日って何だっけ?

僕には関係無い


どうして?

手の鳴る方へ

音の鳴る方へ

走り出す鼓動

誰か、誰かいませんか?

返事は未だに無い


届け

「君が好きだった」

この声、君に届け



無重力


寸分先は闇の様

霹靂、君の声

欺くのはその表情

優しさも持たずに


無重力

飛び立ったその宇宙

走り出した感覚を


有重力

降り立ったその場所

失くしたものは何だっけ


Dancing Boys Music Fly in the Sky We are ...

Dancing Girls Music Fly in the Sky We are ...


無重力

このコードは

僕の絶対の位置

帰れはしないあの場所へ


有重力

この高度は

彼の絶対の空間

届きはしないあの場所へ







誰も知らない


頭抱え僕は

左耳の後悔を

現存の衝動と影を

嫌う未来の航海を


もう本当の平等を

そう、混沌の正体を

消失点の後悔を

見ることもないんだ


頭抱え僕は

右手に握る愛情のその愛の本質は?

現代の焦燥と影の中に光は?

そういって考えているふりをしているだけ


もう不穏との共存を

そう、混沌の正体を

消失点の後悔を

考えているふりをしているだけだった


あなたへの愛は

日常に飲み込まれた

雨の降ル夜に僕はひとりになった


あ 僕らどこへ

未来の歌が響く

そんな毎日を夢にまで見たというのに

誰も知らないな


もう不穏との共存を

そう、混沌の正体を

消失点の後悔を

その先は誰も知らないそうだ


あなたへの愛は

日常に飲み込まれた

雨の降ル夜に僕はひとりになった


意味は誰も知らない


そう、そうしてさ消えていくように

もうどうしてもわからなくなった?

ああ、それで諦めたんだ

まだ話は終わってないのにどうして?


雨のにおいがした

外に出ると星が綺麗で

自分には行く場所も帰る場所もあったんだ

君の声が聞こえた気がした


いつの間にか僕はここで立ち止まっていて

巡り合った一つ一つがそう当然のように

生き、流れているんだな

僕の声が聞こえますか?


それでは、また明日



こころ


こころの波 静まるさ、そう

頬をつたう闇 砂の舞う海


綻ぶ闇 消え去るさ、そう

こころの闇 人の舞う闇


線路の無い場所を走る列車のように、

私はただ先の見えない道を歩んでいくのです。

ご理解いただけないのは承知の上、

私自信理解していないのですから。


綻ぶ闇 消え去るさ、そう

こころの闇 人が舞うこころ


あの日あの時、ああしていればこうしていれば

後悔は読んで字の如く、いつも後からついてくるのです。

でも、その後悔を捨ててしまったら

私達人はいったいどうなってしまうのだろうか。


燦然と輝く人の灯り

命を燃やす為の光

藍色?街中雑多な色

真っ白。最期に「君は?」


さらば、君を待つ人

風化する記憶の中、君は待つ人

起承転結の間に終わらない

感覚の上、先を急ぐよ


肥大する人 失敗とは何か

踏み台という人 成功者の闇


感覚の無い空、見覚えなど無い。

いたいけな夏の匂い、真っ暗な闇に落ちる。

存在の証明や自問自答を繰り返すうちに自分のことなんて

全くわからなくなってしまったんだ。

後悔は読んで字の如く、いつも後からついてくるのです。

無駄なことをしている間に見失ってしまったものは、

この手にもう戻ってきやしないのに。


燦然と輝く人の灯り

命を燃やす為の光

藍色?街中雑多な色

真っ白。最期に「君は?」


さらば、君を待つ人

風化する記憶の中、君は待つ人

起承転結の間に終わらない

感覚の上、先を急ぐよ


そう、承知の上。

結末は私の右手にある。

いつか、記憶の果てで

「またね。」って言った君は、序破急の後。


夜の呼吸


平日の交差点 現実は遭難で

曖昧な語幹で歌詞を書く

「こんなんです。」

本来の後悔は目の前の操作性

曖昧な五感で歌詞を書く

「困難です。」


揺らいで見失って

揺らいで見失って

揺らいで見失って

揺らめく


僕のこころ どうすんの?

君はここで どうすんの?


今ここで夜の呼吸をして

憤りを思い通りに操作する

僕は今、何を考えていた

君は今、何を考えていた


平日の交差点 現実は遭難で

曖昧な語幹で歌詞を書く

「こんなんです。」

本来の後悔は目の前の操作性

曖昧な五感で歌詞を書く

「困難です。」


平日の交差点 現実は遭難で

曖昧な語幹で歌詞を書く

「こんなんです。」

本来の後悔は目の前の操作性

曖昧な互換を


僕のこころ どうすんの?

君はここで どうすんの?

本当のところ どうすんの?

僕らここで どうなんの?


今ここで夜の呼吸をして

憤りを思い通りに操作する

僕は今、何を考えていた

君は今、何を考えていた


何を考えていた?


平日の交差点 気紛れ

僕は曖昧な語幹でさよならを


平日の交差点 日は暮れ

僕は曖昧な互換でさよならを